2008年01月07日

カンブリア宮殿 この記事をはてなブックマークに登録

テレビ「カンブリア宮殿」を始めて観ました。
書籍版を購入して番組の存在を知ったのですが、
丁度正月に日本に帰っているときにやっていました。

インタビュワーを村上龍さん、
サブインタビュワーを小池栄子さんが務め、
毎回主に企業人を読んで対談をする番組です。
今回のゲストは野村克也さんでした。

テーマはリーダー論ということで、
珍しく企業人ではなく、野球界から楽天の監督を招いての
対談になりました。

冒頭は野村監督の野球人生を振り返ります。
野球は頭でやる。
王と長嶋という太陽に輝くひまわり、
それに比べ俺は二人の天才の背後で咲く月見草のようだ、
という言葉が印象的でした。
貧しい幼少時代。金を稼げる仕事がしたい。
最初は歌手を目指していたそうです。
プロ入団テストを受けて南海ホークスに入団するも一年で解雇通告。
解雇されたら南海電鉄に飛び込んで自殺すると言って
なんとか残してもらいました。(南海電鉄というところがすごいです 笑)
マネージャーには見込みが無いから諦めろと言われましたが、
戦後初の三冠王、ホームラン王9回という大記録を残しました。

こういうことを知ると、そう簡単に諦めるべきじゃないな
と思います。特に若いうちだったらやっぱり石の上にも三年
じゃないですけど一つのことに打ち込むのがその後の成長にも
関わってくるような気がします。

野球には「理」がある。
野村監督の野球に対する哲学の片鱗が見えますね。

「信は万物の基を成す」とも言っていました。
信用、信頼は全ての基本ということですね。
これを野村監督は実直に守ってきたのかもしれません。

また興味深いことも言っていました。
精神論は嫌いだ、と。
体力・気力はあって当たり前。
知力で勝負するのがプロの世界だ。
そう豪語します。

ではその体力や気力をどうやって
保ってきたのか。どうしてそこまで頑張れたのか。
その疑問に対して野村監督は明確な答えを与えてくれませんでした。
そこは当たり前だとさらっと言っているわけです。
お金が欲しかったというのはあったみたいです(笑)
実家の母に給料の一部を送金していたそうです。

話はリーダー論へと移ります。
番組に来ていた100人の上司が
リーダーという仕事にやりがいを感じているのか、
それとも本当はやりたくないのかというアンケートに答えると、
約8割の人がやりがいがあると回答しました。

野村監督は残りの2割の人に対して噛み付きます。
人の上に立つというのは難しい。
しかしそれをこなすことで人間的に成長することが出来る。
こんなにやりがいのあることはないのではないか。
快感ですらある。

リーダーに関しての哲学をさらに広げていきます。

上司が抱える悩みに対して野村監督が答えるのですが、
部下を育てることに関して、それはやらなきゃだめだと言い切ります。

リーダーの資質は重要である。
組織はリーダーの力量以上には伸びない。
監督自身のレベルアップを常に図っていかなければならない。

これは野球を通じて実感してきたことなのでしょう。

野球の戦い方でも、
0点に抑えれば絶対負けない。
それを如何に実践するのかということに
重点を置いているようです。

打線を爆発させるだけのある球団では、
10点取っても11点取られたら負けると批判しています。
(まあどの球団かは分かると思いますが)
そこでは即戦力としての選手は活躍出来るが、
選手は育たないとも言っています。


ここはすごく面白い視点だと思います。
僕もこれから進路を考える上で企業への
就職があるわけです。そのなかで、自らがいかに
キャリアデベロップ出来るのか。そういうことを
考えるのも重要なのかもしれません。

職場での給料なんて最初は企業間で差があまり無いわけです。
そう考えると、そこでどのような成長が出来るのかということが
かなり重要になってくるのではないかと思います。


番組を通して野村監督は思想哲学を持っている方だなと思います。
考えさせる質問を発して、選手に常に考えさせようとする。
頭を使わせることを重視しています。

育て方も面白いです。
元教え子である古田元ヤクルト監督が言うには、野村監督の
選手への対し方は三段階あるようです。
それは無視・称賛・非難です。
それぞれ三流、二流、一流の選手への対し方だそうです。
三流は無視。
二流は褒めることで伸びることもある。
一流は一流なりの責任があるので常に叱っていくと。
古田元監督はいつも叱られていたようです。

しかると褒めるは同意語。
裏には愛情と情熱がある。
怒るのではなく叱る。

そう語っていました。

野村監督は選手を育てる監督というイメージがありますよね。
そしてそれはそのまま企業におけるリーダーの資質でもあるのです。

縄文アソシエイツの代表取締役である古田さんは
野村監督からは同じ匂いがすると言っています。
経営を復活させる。企業再生人ということですね。

野村監督が受け持っている球団はいずれも
最下位というのが共通しているそうです。
そこで野村監督は選手を育てることから入る。
これは他の企業にも応用できるやり方なのでしょう。


その後はリーダーとして、あるいは
社長としての条件という話に移り、今まで
インタビューしてきた企業の社長が
どうして成功できたかを振り返っていきます。

社長のルールとしては

社員に優しく。

社員を信じる

常識を捨てる。

などがありました。ここでは長くなるので割愛させていただきます。

最後に野村監督が
成功の条件について村上龍氏の質問に答えます。

好きこそものの上手なれ。

これが一番重要なことだと野村監督は言いました。
ちょっと今までと脈略がないかなという印象を
受けたのですが、なるほどこれは野村監督がずっと大事にしてきた
ことなのかもしれません。

気力体力は当たり前と言いましたが、
好きだからこそ続ける気力が起きるということでしょうか。
もちろん他にも思想哲学を持ったり、お金を稼ぐというモチベーションは
あったのでしょうが、根本にはこれがあるということですね。

これに関して思うのは、別に今好きじゃなくてもいいのかなということです。
つまりあることを始めて、その過程で好きになれば問題ないし、
逆にそこで好きになれなきゃ続けられないし、成果も上げられない。

これを考えると僕は何をやっても好きになる自信はありますね。
もちろんある程度興味のある分野を選びたいとは思いますが、
何だって面白い部分は見つかるし、そこにやりがいを見出すことが
出来るのではないでしょうか。そしてそこで人脈を築いたり、
技術を磨き、さまざまな経験をする。
それはどんな職場であっても変わらないものだと思います。

自分はこれしか出来ないとかしたくないなんて自らの可能性を
狭めているだけだし、思っているより何でも出来るものではないでしょうか。
その中で自らが一番成長出来ると思う職場を選ぶのが肝要なはずです。

続きを読む
posted by Jack at 08:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2007年12月21日

ちょっとした雑記in Sweden(ニセ科学関連含む) この記事をはてなブックマークに登録

■ニセ科学関連
ちょっとしたきっかけでイオン単体でどういった効果があるのか
考えてみたのですが、この効果というのをどう考えるのかで
少し出てくる答えが変わってきます。

なんていうか、イオン自体が何らかの作用を持っているのは
疑いが無いわけです。陽イオンは正の電荷を持っており、
陰イオンは負の電荷を持っています。そしてその電荷によって

他の物質に影響を及ぼします。
そのような部分までを含めて効果を考えると、イオン単体には
効果があるわけです。

では逆に効果というのを、例えば目に見える、あるいは
体で感じられるという次元まで持ってくるとします。
つまり実生活のレベルですね。

そうしたときにイオン単体にどんな効果があるのかを考えると
少しまた見え方が変わってきます。

あんまり変なことは言えませんが、例えば物質単体の作用で分かりやすいのは、
色や毒なんかの明らかな身体反応としての作用でしょうか。

身体の仕組みなんてものすごく複雑だし、それは二酸化炭素が地球の
大気システムでどのような振る舞いをしているのかを分析するのと大して
差がないのかなと思うくらいです。
それを分析するのは医学の役目でしょうかね。

後は強酸、強アルカリ物質とかは肌で触れば一発で分かります(笑)

ところで、イオン単体で他にどんなものが分かりやすいか調べてみると、
金属イオンがありました。
有名どころで実生活に関わってきそうなものとしてあったのが銀イオンです。
これは銀イオンによる消臭効果を謳う制汗スプレーとかでいろいろ出ていますよね。

最近のニュースでこんなものがありました。
セボン、「銀イオン」は除菌効果なし 公取委が排除命令(asahi.comより)

「銀イオンで除菌」とうたったアース製薬(東京)のトイレ用芳香洗浄剤について、表示された条件での使用では銀イオンの除菌効果はなく、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は27日、同社に対し排除命令を出した。同社は11月出荷分の商品から表示を改めたという。

 公取委によると、対象となったのは「銀イオン+フッ素コートセボン容器付」「銀イオン+フッ素コート液体セボン容器付」の2商品と、詰め替え用商品の計4種類。トイレタンクの上部に設置し、上から水が注がれることで、中の薬剤が溶けてタンク内にたまる仕組みで、便器表面のカビや雑菌を除去したり、増殖を抑制したりする効果があると表記していた。

 公取委が公的検査機関に依頼して調べたところ、便器を流れる水の銀イオン濃度は、検出限界値の0.001ppm(1ppmは0.0001%)に届かないほどだった。このため、2商品の銀イオンには除菌効果がないと判断した。



銀イオンに殺菌作用があるのは認められているようですが、
今回の件のように、実用レベルで「効果」が発揮されていない場合も
あるのだなと思いました。

あるイオンにおける効果が科学的に実証されていたとしても、
実生活での「効果」が無い場合があるということです。

この件がニセ科学と直接関係があるのではありませんが、
結果的に消費者をだましていたことになるし、
実際に「効果」が無い銀イオンの効果をうたうのはニセ科学と
同類だと思えてしまいます。

毒なんていうのはあるかないかは分かりやすいですが、
体に良いというのは非常に分かりにくいものではないでしょうか。
そしてそれをしっかりと実証するのはどちらかと言えば医学的な検証だと
思います。もちろん医学を科学の中にひっくるめることは出来ると思いますが。

ということで考え途中ですが一応雑記として記事上げしたいと思います。
コメントお待ちしています。

■ちょっと思ったこと。
大学から、なまはげになりませんかという参加募集のメールが届きました。
地域交流という意味でも面白いイベントです。
出来ればなまはげになって
「わりぃごはいねぇがぁ〜?(悪い子はいないか〜?)」
とやりたいです。
テレビで見たやつでは、子ども達はマジ泣きでしたが(笑)

あの仮面は本当に怖いですからね!

参加したいのですが、時間的に厳しいので無理です。残念だ。
(※写真は某所で撮影したなまはげの写真です。たぶん写真ではどこか分からないので載せても良いでしょう。)


■近況報告in Sweden
現在無事にスウェーデンの友達宅にてこうしてブログを書いています。
前日の夜行列車では、興奮と疲れ(昨日は寝不足)、そして友達との別れがあって
眠れず、列車内にある売店のテーブルで本を読んで過ごしました。
半年で帰ってしまうカナダ人の友達の一人(二人いるので)と、フランス人の友達が
見送りに来てくれて、そこでプレゼントとして日本の写真集と扇子をあげました。
カナダ人の友達からもプレゼントをもらいましたが、
空けずにかばんに入れたのでした。

その後駅までのバスであることに気づきました。
そういえばプレゼントはもらったその場で開けるのが欧米での礼儀なのではないか。
僕は裸のままプレゼントをあげたので開けるという動作が無かったので
気づかなかったのかもしれませんが、こういうところで異文化コミュニケーション
で勉強したことを実行できなかったのが悔やまれます。
中身はカナダの国旗模様の爪切りでした。

朝になりオスロ空港に着いてからは、
時間が無い中あわてていて買い物をする余裕はありませんでした。
とりあえずノルウェークローネをスウェーデンクローネに換金して、
搭乗口へ急ぎました。搭乗口の電光掲示板には、僕が乗る予定の便の名前の横に、
Boading is closing(搭乗受付を締め切ろうとしています)とあり全力でダッシュ。
何とか間に合いました。
時間に正確なのが日本人だと言われていますが、僕は明らかに
時間を守れない人間なので、ビジネスでそのようなことが起こらないように、
がんばろうと心に誓ったのでした。
なんていうか、こういう遅れが起こったのは海外で空港を使うのに慣れていないのも
ありますが、空港でのことを想定できていなかったので
(例えば空港で電子チケットを発券したり、荷物を預け、搭乗検査を受けたり)
どれくらい空港で搭乗まで時間がかかるのかを十分に考慮していなかったんです。
海外ではやはり空港へは最低でも1時間前には着いていたいと実感しました。

後はスウェーデンに着いて、迎えに来てくれたスウェーデン人の友達と
再開を果たし(彼はAIUに留学生として来ていたし、竿燈会でも一緒だったので)
彼の父親の車で家まで送ってもらいました。スウェーデン語はおろかノルウェー語
さえ話せないので英語でぎこちなく挨拶を。
車内では日本語でずっと話していました。(彼の父親には申し訳ない…。)

機内では最高の景色でした。眠くってとりあえず仮眠したいと思っていたのですが、
景色があまりにも綺麗なのでずっと外を見ていました。
なんといっても搭乗したときが丁度日の出の直前だったので(上空だから少し早い)
空が上部は真青、地平線は真赤。それがだんだん混ざっていくような感じです。

そして次第に空全体の色が薄くなってきたと思うと、
地平線から真赤、赤、オレンジ、黄色、薄い抹茶色のような色、水色、青、
そして薄紫と徐々に層をなしてきて、すごく綺麗でした。
写真を取れなかったのが残念です。ですがしっかりと目に焼き付いています。

今はUppsala(ウップサラ)というところにいるんですが、
明日はストックホルムに行ってきます。他の知人にも会えそうです。
今から楽しみだ!!

posted by Jack at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2007年12月19日

初めてのアイススケート! この記事をはてなブックマークに登録

今日は友達とアイススケートに行ってきました。

以前買い物に行った途中でアイスリンクがあったのを
見つけてから、いつかは行こうと話していたので今日
行くことにしました。

実際僕はアイススケートをするのは初めてで、
上手く滑れるのか不安でした。

四人で行って、出身国はそれぞれ日本(僕です)、フランス、
デンマーク、カナダです。

後者の二人は既にスケートには慣れていると言っていました。
フランス人の友達は以前一度やったことがあるそうです。

ということで初心者は一人という状況でした(笑)







しかし結果はというと…







以外に上手く滑れました!

というよりもフランス人の友達よりも上手かったような。

なぜかというと、実は小学生の時に一時期ローラーブレードに
はまっており、滑り方は体で覚えていたからでした。

最初はつるつる滑って上手く進めなかったのですが、
前傾姿勢で、靴のブレードの前の方に体重をかけるように
したら安定してきて、思うように滑れるようになりました。

加速はほとんどローラーブレードと同じだし、
ブレーキも反転するのは変わりません。

途中からは、鬼ごっことかでも他の経験者二人に負けないくらい
走れるようになったし、かなり楽しかったです。

ただ問題だったのはブレーキです。

反転するのは同じなのですが、氷の上だとクルクル回って
ピタッと止まれないのです。

それで何度か手をついてしまいました。
友達にブレーキの仕方を教わりましたが結局マスターは
出来ませんでした。次回があれば是非マスターしたいです。


それにしてもリンク内ではクリスマスソングがずっと流れていて、
クリスマス一色でしたね。氷を磨く車を運転していた係の人もサンタの
格好をしていたり(笑)

実は初めてのウィンタースポーツでもありました。
もし機会があればスキーやスノボも挑戦してみたいです。

ちなみにこっちに来てからやってるスポーツは
卓球です。(クラブとかでやってたことはないですが)
さっき言ったフランス人の友達と寮のジムで
やってるんですが、最近は特にお互い上達してきて白熱しています。
僕は速攻型で、彼はどちらかと言えば防御型です。
最近は負け越していたのですが、今日は久しぶりに勝ちました。



スウェーデンへは明日出発です。
夜行列車でオスロ(ノルウェーの首都)へ行き、
そこから飛行機でストックホルムへ飛びます。

友達は元気にしているだろうか…??

そしてその後は正月が待っています。

なんか一人の夜行列車ってわくわくしますね(笑)
どんな本を持っていこうかな。
駅内部より。

日本でいう新幹線のようなものです。(確かそんなに速くは無かった気が)

以前オスロに行ったときに乗った列車の車内はこんな感じでした。
(オスロ旅行については実はまだ書いていません…。時間があれば書きたいと思います。)

一応予告としてベルゲン―オスロ間で見える景色の写真を!
(サムネイルにつき、クリックすれば拡大出来ます。)

ただ、今回は夜行で外は真っ暗なので景色は期待出来ませんね。
posted by Jack at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2007年11月27日

原石と挑戦〜それにつけて考える職業観〜 この記事をはてなブックマークに登録

今日、期末試験のエッセイをやらなければいけないのに
『耳をすませば』とか観てしまいました。

そろそろ手をつけないといけないんですけどね。
でも運よくセミナーで書いたエッセイがファイナルとかぶっていたので、
あとはそれに更に細かい部分を加えて質を高めるだけなので、
がんばりたいと思います。


この映画を観るのはたぶん5回目くらいなのですが、
毎回観るころには都合よく、大分ストーリーを忘れているので
いつも感動しますね(笑)

有り得ないことが起こるとか、心理描写が稚拙なんて批判する人も
いるかもしれませんが、リアルさなら別の小説に望めば良いし、
ストーリーは素晴らしいと思います。目を離す暇が無いというか、
わくわくするのが止まりません。特に後半部。

あ、ちなみに立花隆が雫の父親役の声優だというのは
最近知りました(笑)



この映画で今回思ったのが、
原石と挑戦です。

聖司のおじいさんが雫に原石を見せてこんな話をします。


この原石の中に見える大きな部分は、
実は磨いても大して輝かないものなんだ。
それよりもその奥に見える小さな部分の方が
きれいで磨けば美しい宝石になる。
しかし見えない部分にもしかしたらもっと素晴らしい部分が
あるかもしれない。


これを聞いていて、
ああ、そういうこともあるかもしれないと思いました。

得意な部分、いわゆる才能のある部分を延ばして
それを仕事に結びつけるというのが僕の就職のイメージにはあって、

これから数年もしないうちに仕事に就職するわけで、
出来るだけ得意な部分を活かしたいなとも思うわけです。

それで最近僕には何が向いているんだろうとか
何が得意だろうかということを考えます。
ではどんなことあるかといえば、
まず考えることは得意かなと。それにものを書くのは好きというのも
あります。もちろん小説を書いてみようとかは思いませんけど。
あとは器用なところくらいでしょうか…(笑)


でも、今回の話に照らしてみると、
じゃあそれが今一番大きく見えるからって
それを磨いても実はあまりたいしたことなかったらどうしよう、
小さく見える部分がもっと輝く価値のあるものだったらどうだろうか、
そんなことを考えてしまいます。


自分の中にある一番きれいな原石はどれだろうか。


それは分かりません。
ですが、磨いてみないことには分かりません。

また、磨いた石が宝石となるというのは、
社会で役に立つこと、つまり社会に認められる価値のあるもの
だということでもあります。


じゃあ試してみようということです

作品に話を戻すと、雫はバイオリン職人を目指す聖司を見て
焦りを覚え、物語を書いてみようと決意します。
自分を試してみたいと言うわけです。

挑戦ですね。


で、僕は今何が出来るだろうかって考えたときに、
まず一番最初に頭に浮かんだのが、文章を書いてみよう
ということです。たまたま雫とかぶっているわけですが、
とりあえず考えたことを形にしようと思いました。

それでちょくちょくブログでいろいろ書いたりしてます(苦笑)
ブログを始めて半年くらいですが、気づいたのは、
他にもたくさんの優れたブロガーがいること。そして、
そのレベルを目指すには今の知識ではなかなか追いつかないな
ということ。読書量の不足もありますね。

本来なら留学中にこんなにたくさん日記を更新してるのは
おかしいのかもしれないんですが、そういうのも理由であったりします。

もちろん英語だってもっと上達しなきゃいけないので、
いろいろすべきだとは思うのですが、もともと国語力も無いといけないなとは
感じていました。それに国語力が無いのに英語が上達するわけないはずです。
昔英語の先生に言われたのが、同じ英語力でも、
国語力のある方が伸びるということです。高校の友達で理系なのに
僕より格段国語力が高い人がいたんですが、その人は英語が苦手でした。
だからもしかしたらその説は正しくないのかもしれませんね(笑)
将来的には英語でもしっかりと学問的にもしっかりと使えるレベルには
なれたらいいと思っているので、今国語力も一緒に高めようとしているのは
無駄ではないかなと(これって自己肯定なのかな?)


これも一種の挑戦だと思っています。
ただこれと言った目的というか目標が明確にないので、
それは見つけないといけないんでしょうね。
あえて言えば読まれる価値のあるようなものを
書き続けていこうということでしょうか。すぐに
成果が分からないのでややつらいですが、がんばりたいと
思います。

じゃあその先にジャーナリストとか新聞記者があるかと言われれば
どうなんでしょうね。非常に難しいところです。



なんとなく就職をしたら蚊取り線香みたいに
そのままずーっといっちゃう気がして、それまでにはしっかりと
考えておきたいというのもあります。

ですが、適職があると言う風には僕は考えていません。

イメージとしてはパズルのピースがぱちっと
はまるような。


でもそんな場所は実はどこにもなくって、自ら形を変えていかないと
だめなんじゃないか。

そういうことです。


適性とかそういう類のものも、可能性としてそっちの方面もあるんじゃないのか
というのを示してくれる参考にはなりますが、
それ以上の意味は持たない気がします。


内田樹さんのブログで以前適職、適性ということに関して
書いていたのを読みました。(参照

日本の高校や大学でキャリア教育が行われるようになったのはこの10年ほどのことである。
そこでは「自分の適性にあった仕事を探すこと」が組織的に勧奨されてきた。
そういう教育を10年やったら、離職・転職を重ねる“ローリング・ストーン族”、フリーター、ニート、「自分探しの旅人」ばかり増えてしまった。
<中略>
[リクルートによって](※筆者)若者たちは「この広い世界のどこかに自分の適性にぴったり合ったたった一つの仕事が存在する」という信憑を刷り込まれる。
もちろん、そのような仕事は存在しない。
だから、「自分の適性にぴったり合ったたった一つの仕事」を探して若者たちは終わりのない長い放浪の旅に出ることになる。
<中略>
この思考は「自分の個性にぴったり合ったたった一人の配偶者がこの世界のどこかにいる」という信憑と同型のものである。

内田樹の研究室「人生はミスマッチ」より

適職、あるいは天職という言葉がありますが、
その言葉に引きずられることによって、
そういうものがあると信じてしまうということです。
ですが現実には、
そのようなものが存在するのではなく、
自らが能力を磨いて、

ふさわしい「ピース」になるわけです。


どこかのピースになるのであれば、僕は、

「最高」のピースになりたい

と思っています。


これについては、R25でインタビューを受けていた
福井晴敏が昔を振り返って、
「求められる場で、自分の力を発揮するのが楽しかった」
また、
「最高のネジやエンジンになってみせるところが、一番面白い」
と言っています。

これは僕の考えにかなり近いのかもしれません。

じゃあどこのピースになるかというと、
それは迷うところ。


それをこれからは考えていかないといけない。
そしてその為にはより社会を、世界を知らなければならない。

難しい問題です。




Amazon


耳をすませば

これは見せなくても誰でも知ってるか(笑)

今日は窓からおぼろ月(満月)が見えます。
そういえばこれに出てくる猫もムーンって言ったっけ。


ついでに最近読んでる『俺たちのR25時代』も。
福井晴敏さんのインタビューもこれで読みました。
2種類書店にあったんですが、両方買って、片方は
友達にプレゼントしました。
楳図かずおさんとか石田衣良さん、武田鉄矢さん、糸井重里さん
なんていう人たちが出ていて面白いです。
Amazon

俺たちのR25時代 (日経ビジネス人文庫)

posted by Jack at 06:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2007年11月19日

近況報告など(スカンディナビア諸国のEUに対する態度を考える) この記事をはてなブックマークに登録

出来る限り更新をしたいと思いつつ、
更新する内容も出来るだけ読むのに堪えるものに
しようと考えているのですが、中々うまくバランスが
取れません。どうしたものだろう…。

一応留学中の出来事を書くのもこのブログの
強みだと思うので近況報告でも。

・自転車のライトを盗まれた。

これはライトを点けて前を走ってる人を見て僕も点けよう
と思ったときに何故かそこにあるはずのライトが無いということに
気がつきました。最近は朝8時だと薄暗くって少し危険なので
ライトを点けようと思っていたのにも関わらず盗まれていました…。

しかも!後ろのライトも盗られました…。おいおい、それはいくら
何でも酷いのでは。前後二つで二千円也。
そんなに簡単に手で着脱出来ると知っていたら毎回乗り降りの
時に外しておいたのに…。
そういえば誰か友達がサドルを盗まれたっていう話を聞いた事が。
もちろん日本でですが。かなり残酷だと思います。うん。

・火曜日のプレゼンへ向けエッセイを準備中〜

スカンディナビアの政治という科目には、というよりだいたいの
科目が講義とセミナーというように分かれていて、セミナーでは
講義でやった内容についてディスカッションをしたりします。

この政治学のセミナーでは、
毎回数人が各講義でやったテーマについてエッセイを書き、
それについてさっと説明をしてから話し合いに移ります。
講師はノルウェー人の大学院生。修士課程のようです。
博士過程でないとセミナーの講師は勤まらんと友達の数人が
文句を言っていたのですが、それもそうだなと思いつつ、
政治学を勉強するのは初めてなので逆に難しすぎなくて
良いかもと考えてもいます。

僕が担当するテーマは
スカンディナビア諸国とEU統合。

スカンディナビア諸国とは
ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、プラス
アイスランドを指し、
ノルディック諸国が最初の3カ国を指すのが厳密な意味らしい
のですが、多くは区別を明確にせず、4カ国あるいはアイスランドを
含めた5カ国を言います。

現在EU加盟国はノルウェーとアイスランド以外の3カ国です。
ノルウェーがEUに入っていないというのは盲点ではないでしょうか。

また、EUに加盟することに対しヨーロッパ諸国は
積極的というイメージがあるかもしれませんが、実際には
スカンディナビア諸国には根強い懐疑論が存在します。

EU加盟を考える上でいくつかの要素があるのですが、
メインの要素としては経済的側面、安全保障に関する側面、
またスカンディナビア諸国の独自性という側面があります。

もともとスカンディナビア諸国というのは、
例えばスウェーデンモデルと呼ばれるような福祉国家としての
共通性などさまざまな共通項が指摘されています。

しかし、EU加盟に対する態度においてはそれぞれが異なる
状況に置かれ、異なる判断をしているという点で興味深いです。


また僕がこのテーマを選んだのは、
ノルウェーが何故EUに加盟していないのかという
留学以前からの疑問について考えるためでもありました。

EU加盟は今後流れ的には避けられないというのが
僕の予想であり、ではどうしてこれまで加盟が国民投票で
否決されてきたのか、またもし加盟するのであれば
いつどのように加盟するべきなのか、
ということも考えてみたいと思っています。


ある程度はエッセイが書き終わり、プレゼンが終わってから
ここにも時間があれば書きたいと思います。


おまけに先に挙げた3つの要素をざっと説明してみると、

経済的な側面としては、EU加盟は自由市場へと自国の市場を
開放することであり、それで利益を得る国もあれば、
そうでない国もあります。デンマークは恵まれた農業、
スウェーデンはIKEAやVOLVOなどに見られるような国際企業、
フィンランドではNOKIAなどの進んだハイテク産業や原料輸出で
市場開放による利益が十分にありました。
一方、ノルウェーは国内の収入の半分近くを自国の石油で
得ているため、産業自体が国際競争力に欠けています。
また、石油産業を除けば農業と漁業がほとんどの割合を占めており、
残念ながら市場開放によって良いことはありません。

ユーロ加盟に関してもフィンランドのみに留まっています。
つまり各国に賛成意見と反対意見がそれぞれ根強くあり、
その配分が多数派の意見の抽出方法によって
(国民投票や政党のポジションなどの各国での違い)
デンマーク・スウェーデン・フィンランドでは加盟へと
つながり、ノルウェーでは非加盟という結果になっています。

安全保障に関しては一言で説明できませんが、
スウェーデンは中立を主張しておりその部分ではEU加盟に
消極的でしたし、デンマークはEUを通しての安全保障は拒否、
フィンランドは隣国ソ連の事実上の被支配下にあったことから
積極的な参加を目指し、ノルウェーは経済に限った協力を主張
しました。

スカンディナビアの独自性についてですが、
これはかなり複雑で、まだ上手く説明出来ませんが、
例えば福祉国家というのは特質として大きな政府であることが
必要であり、国家が積極的にイニシアチブと執って行うものなので、
EUという超国家的な機関に参加することは、国家の権力の
一部を受け渡すことを意味します。
その為、EU参加によって福祉政策を維持できるのかなどの
疑問が提起されました。

つまり独自性を残しつつどのようにEU統合に加わっていくのか
が問題となっています。


EU加盟と言っても、いくつものステージがあり
各国それぞれにどのステージまでならクリア出来るかどうかが
違います。

ということでさまざまな要素が絡み合い、
上手く説明出来るかは分かりませんが、出来る限り
全力を尽くして考えていこうと思います。

日本語で説明してると、英語を頭で変換するのもそうですが
ニュアンスが英単語なら上手く表せるのに日本語だと難しいという
ことがあります。また、英単語ではこう言うんだけど日本語では
どう言うのだろうという問題にも突き当たります。

僕としては日本語でも同じだけのことが説明出来る程度には
なりたいと思っています。
(まずは英語で理解できるようになるのが先決ですけど…)
posted by Jack at 04:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマーク |

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。